

民宿へゴー

「家族旅行の思い出民宿」
夏休み、家族旅行は海水浴。そして宿泊は「民宿」。潮のにおいと古めかしいたて看板、日本家屋で2階建て。部屋は畳でお風呂は家にあるような小さな浴槽。たまに大浴場らしき湯船の「民宿」もあった。夕方海から上がり「民宿」の入り口の水道で、潮と砂を落とし水着のままお風呂へ。日に焼けた肩や背中が熱いお風呂の湯でひりひりしみ、湯船につかるのをためらった。そして大広間で夕食を食べ、夜は花火を買って海辺で家族で楽しんだ。毎年の恒例行事だった。
子供のいない私たちは結婚してから海水浴に行かなくなった。最後の「民宿」は独身の頃、主人のアルバイト先の人たちと行った海水浴だ。その海水浴場は船で渡る島、魚釣り客にも人気の島だった。このとき総勢20名ほど、大広間で大人子供、男女一緒に雑魚寝。この時も夜花火を買って海辺で大騒ぎをした。その後夜遅くまで部屋で騒ぎ翌日その「民宿」からあわびのお土産を頂き帰宅した。古き良き時代というのか「民宿」のお土産の経験は、これが最初で最後であった。
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